いつもは煩いくらいの彼が今日はやけに静かだった。
初めは流していたが捗る仕事が全くもって捗らないことに苛立ちが募り始める。
こういう時には無理矢理訊くのが一番かと行動に移すも拒否をされた。
挙げ句に舌を出すものだからもう放っておくことにしよう。なのに何故涙目なのだ、キミは。
直ぐに解決をした疑問に呆れと同時に心底安堵をした。最初から素直に言えばいいものを。
仕方がない。暫くキスはお預けにしよう。

喋るのもいや口付けなんてもっといや、な弟子と口付けは断るし(普通それで訊かない)あっかんべぇまでするしと勘違いする子供な先生。

 

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